言葉のレッスン私は言葉に興味があります。外国語を学ぼうと思った理由のひとつもこれです。以前柳美里さんの本を読んだ時、柳さんが好きな言葉、文章、記事をスクラップしてると知り、それから私も同じように集めるようになりました。 やってみるとすごくおもしろい☆今ではかなりの量がたまったけど、これからもずっと続けていきたいと思ってます。 ・晴れ、ときどき、水。(大吟醸ライト 水の王)2003/11/28朝日新聞 ・「自分に同情するな」 ・他人の心を、それも大事な相手の心を無意識に傷つけるというのはとても嫌なものだった。 ・しかし結局のところ何が良かったなんて誰にわかるというのですか? ・あなたはもう大人なんだから自分の選んだものにはきちんと責任を持たなくちゃ。そうしないと何もかも駄目になっちゃうわよ。 ・死んだ人の魂は墓場なんかじゃなくて、生前好きだった場所にいるんじゃないかなぁって (ノルウェイの森 村上春樹 講談社) ・明日は、どこへ行こう 明日のばくは、今日のばくではないだろう。 明日いる場所は、いまいる場所とは違うだろう。 ばくは、まいにち、あたらしい。 自分をいちばんドキドキさせられるのは、 変わっていく自分だ。 さあ、変化を楽しもう。走り続けよう。 あたらしいカローラフィールダーと一緒に。 (朝日新聞2002.12.7 前面広告 toyota COROLLA FIELDER) ・血のつながりよりも、時間と空間を共有することこそ、家族には不可欠だという真理がよくわかる。 (2002 oggi8 「息をひそめて」の紹介文より) ・あえて探しに行かなくても降ってくる日々の喜び ・天然素材というのはつまり、ほんとうのこと。知らずにすめばよかったのに、と思えるようなこと、そして勿論、だからこそ知る必要のあったこと。 江國香織 無常」って虚しいことととらえるようになっちゃってるけど本来は前向きも後向きもない。「無常」とはただ「常でない」という意味だけ。つまりどんなものごとも「永遠ではない」ということ。不幸なことも永遠ではないということ。「むじょう」の「じょう」は「情」ではないし「むじょうかん」の「かん」は「感」ではなく「観」。ものごとを永遠ではなくただ移りゆくものとして観る。ただただ観る。それが「無常観」。 ブッタとシッタカブッタ そのままでいいよ2 春のイメージは桜です。桜の下でシャッターチャンスを待つ。それだけで感動します。あぁ、日本人だなあと思います。満開の桜には独特な雰囲気があります。「息をのむ」というような凄みがある。しかし、一本の桜のいちばんいい時というのは、一年でたった数時間しかない。風が吹いたらダメ、雨が降ったらもう色があせてしまう。「花の色はうつりにけりな・・・ ・・・」です。日本の花というのは実に繊細です。実にはかない。 みずまわりの写真が好きです。生理的な感覚によるものか、もっと別な、人間の根源の記憶に根ざすものなのか、という問題を考えます。森や水の写真を撮っていて、安らぎを覚えるのは、遺伝子に含まれているなにかの記憶が作用しているのかもしれない。 滝には霊気が満ちあふれている。そういう気配を感じます。水煙を浴びながら見上げていると、爆音が下の滝壺からも響いてきます。滝の周囲の空気感は特別です。霊気を肌に感じるし、足元が滑りやすい危険な場所ですから、こちらも神経がピリリッと張りつめています。 紅葉というのは、なにか寂しい気持ちがします。燃えるような錦の紅葉も、はかなさを感じさせる。 自然の色彩を愛でる美学を日本人は古くから育ててきていますね。 「美しい日本の四季」 三好和義 ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|